四日市の塾講師が大阪で活躍した話(塾講師という仕事に込めた気持ち)

先週、元講師の子が教室へ顔を出しに来てくれました。

 

今は社会人1年目。総合職で大阪に配属され、週末を利用して遊びに来てくれました。

第一志望の会社に就職したこともあり、楽しく仕事しているようです。良い報告を聞けました。

 

毎年、大学3回生のこの時期ぐらいになると、学生講師の先生から就活の悩みや相談を聞きます。


「面接でどういうことを話せばいいのか、不安です。」

 

教室長は、むかしある企業で人事面接官をしていたこともあるので(いまも面接官のようなものですけどね)、その時の経験も踏まえ、講師の先生へ、なにかしら役立つ話をしようと心がけています。


大学のキャリア教育で、自己分析の訓練はよくやっていると思います。

その一方、他己分析をされる機会は少ないと思うので、私は主にその視点を与えていって、講師の先生の視野を広げることを意識しています。

正社員になる前に、企業側や社会人の論理を聞ける機会は少ないでしょうから、私のささいな経験で話せることがあれば、出し惜しみせず提供しています。

 

受験で面接が必要な中3や高3の生徒さんにも、こういう視点と経験で、面接練習をしています。

手前味噌ですが、富田教室では講師の就活が順調に終わったり、高3公募制推薦や中3前期選抜がうまくいっている気も?(笑)


塾講師という仕事を考えると、極端な話、小学1年生の生徒さんにも伝わる話のしかたが訓練できるという、稀な仕事です。

たくさんの語彙を知っていて、頭の回転も話すスピードも速い大学生が、あえて簡単な言葉を選びぬき、小学生のスピードに合わせて、意図的に話し方を変える。

このような小学1年生に伝わる話術をもってすれば、老若男女だれにでも自分の思いを伝える力を身に着けられるでしょう。まさに一生モノの技術です。


「塾講師をしてみたいけど、人に教えるなんて大変そうで不安です。」


肉体労働でもないのに、塾講師の仕事は誰にでもできるものではない大変な仕事というイメージがあります。

逆に言えば、大変な仕事だから、一生モノの技術が身につくのかもしれないし、世の中に大変じゃない仕事はないことの裏返しとも言えますが。


京進スクール・ワンは個別指導塾のなかでも、生徒3人以上を教えるというタイプではなく、どれだけ多くても生徒2人までで、交互に解説するので無理はないほうだと思います。。


私も、初めてのアルバイトは不安でいっぱいだったので、当時の不安な気持ちは覚えています。

そのときいつも思い出すのは、アルバイト先の先輩で必ず丁寧な、面倒見のいい人がいて、お世話になったこと。今でも、その方々の顔を思い出すと、頭が上がりません。


今の自分はそういう人でありたいと思って、仕事をしています。

丁寧な研修をするのが良いという考え方と、丁寧すぎると結局その人のためにならないという考え方もあります。真実はわかりませんが、私は、かつて丁寧な先輩のお世話に感謝を持ち続けてきたという個人的経験から、そういう事情は知りつつ、丁寧な研修をするほうに肩入れしています。


新しい先生を採用し、最初に研修をするのですが、そのときのリアクションや手ごたえを見て、そのつど研修の流れや研修資料の作り方を改訂しているのも、その思いからです。


正社員1年目になると、お客様を選ぶことはできずそのまま実戦ですが、私は大学生の方を講師として採用することを自覚していますから、教える科目、学年、生徒は最も適したところをよく選んで、組み合わせます。

出勤日の希望も人によって違いますが、シフトに沿って相性の合う授業をセッティングするのも私の大事な仕事です。


機械的に組み合わせるのが一番かんたんですが、そこにひとあじ教室長自身の気持ちを入れてみることで、それで出会った組み合わせ(私と講師の先生の出会い、講師の先生と生徒さんとの出会いetc)がすべて縁に変わるのだと信じています。