地理と歴史は地図で覚えよう!〜アウトプット学習の例〜

"社会は教科書を読んで覚えようとしてもキツイ"

 

こんな嘆きが聞こえます。

社会を単なる暗記科目と思って、単語だけで覚えようとすると、ドツボにはまります。

 

こういうとき、教室長は

"社会は地図で覚えるんやで"

 

と答えるんですが、

 

"そう言われても、どーやってやるんですか!?"

 

と思われるのも無理はないなあと、半分思っていました。

実際の見本がないと、イメージできないですからね。

 

そこで、世界地図描いてみましたよ。

 

所要時間1時間。有意義な時間になりました。

だって、この1時間を使うだけで、私はたぶんこの教室で誰よりも世界地図に詳しくなってしまったし(笑)、これ描いたの1週間前ですけど、まだ頭の中でこの地図がこまかく思い浮かびますからね。

 

私が詳しくなっている場合じゃない。

みんなにしてほしいんですけど(笑)

 

自慢ではありませんが、かつてこの方法で2名、地理嫌いを地理好きにさせた経験があります。

 

今回は、このマイ世界地図を題材に、地図作りのポイントを伝授しますので、マネしてみてください。

 

これが最初の状態。

 

画用紙や、いらなくなった先月のカレンダーの裏とか、ないですか?

なんでもいいので、でっかい横長の紙に描くことをオススメします。

 

学校でもらった地図帳1冊横に置いてください。

世界地図乗っているページあると思うので、そこを開けます。

 

写すのが大変!と思っている人もいると思いますが、まあ楽しみましょう。

コツを教えます。

 

まず、日付変更線(経度180度線)を、紙の真ん中からちょっと横に描くんです。

次に、本初子午線(ロンドンを通る線。経度0度線)を、一番左端に寄せず、ちょっと左が余る状態で線を引く。

 

紙の真ん中に、中国が来るようにする。

赤道を紙の真ん中に横に引く。

 

これで、かたよらずに地図が写せます。つまり基準線を書いておくんです。

 

あと、最初は全部鉛筆で描くといいです。シャーペンは線が尖るので、鉛筆の方が修正しやすいかな。

 

美しい地図を仕上げるポイントは、鉛筆で下書きをした後に、陸地の輪郭を油性ペンでなぞっておくこと。

超見やすくなります。

 

地図はどこまで忠実に書きますか?ですが、ある程度省略して、ぎゅっと海岸線を引いていきましょう。

デフォルメのコツは「半島を省略しないこと。あとは省略すること」

以上です。

 

どこから書き出すかは好みでいいですけど、私はいつもアメリカから描きだします。

 

 

すべての陸地を輪郭を油性ペンで書き終えたら、こんな感じで、国名や大都市、地形を書き入れていきます。

 

 

マンガや絵のように描いていきましょう。

なぜか?自分で自分を楽しませるためです(笑)

 

そして、最大のポイントは、教科書に書いてある農業・工業・産業・気候を、入れられるだけ入れていく!!

 

上のアメリカは、地形と農業までにおさえました。これ以上書くとグチャグチャしそうなので。

 

どうですか?

教科書で読むより、アメリカの南部で綿花が盛んな様子や、中央平原・プレーリー・グレートプレーンズの位置関係がイメージしやすくありませんか?

描いた本人が、一番実感してます。ぜひ。

 

南アメリカ大陸です。

 

ブラジル高原が盛り上がっている様子。昔のRPGゲームのマップみたいに。

パンパの草原ぶりを絵で表現・・・自分にさえわかればいいのです。

 

ガラパゴス諸島と、エクアドルの上に赤道を赤ペンで走らせておくのもミソです。

 

世界地図を書くと、こういう、ついつい抜けがちな地域まで目を向けることができます。

 

太平洋が、ミクロネシア、ポリネシア、メラネシアの3つに地域が分かれていることや、位置関係もおさえられます。

 

オーストラリアの地理も、こんな風に地図の中で描き込んでいくと、スッと頭に入ってきます。

 

地図や教科書を見ながら、調べながら書いていくことで、もう、ほかの大陸の山脈や砂漠の名前とはごっちゃにならないはず。

 

オーストラリアは、大鑽井盆地の漢字の難しさにビックリしておいてください。

なんで外国なのに、「大鑽井」という漢字で書くんだろう??

と、疑問に思えたら、立派な勉強の始まりです。

 

世界地図だからと思わずに、日本列島にも情報を書き込んでいきます。

 

日本地理の分野の海流とか季節風とか描くと、どっちの方からくる風なのかとか、世界とのつながりも深まります。

 

私は描きませんでしたが、択捉島、南鳥島、沖ノ鳥島、与那国島などの最端を描くなどしても、おもしろい。

 

ロシアは広いので、いっぱい書き込めます。

 

ついつい、タイガの林をラクガキしちゃいました(笑)

ちゃんと針葉樹林ぽく描くのがたいせつですね。

 

アジアは複雑ですねえ・・・描きがいが、あります。

 

高原がいっぱいあります。高く高く描きましょう。

チベット高原が「世界の屋根」と通称されている小ネタも、教科書からちょくちょく引っ張っていきましょう。

個人的に気に入っているのは、インドネシアの島々のデフォルメ具合。

 

西アジア、中東。

 

イスラム文化圏のことを理解するのは、大人になってイスラムの人と出会っても失礼のないようにする、大切な常識だと思うわけです。

 

そんな気持ちを込めて、さらに、四大文明は全部川があるからから発生しているんだ、という気持ちにもひたって、完成。

 

ロシアのクリミア併合問題も、これでクリミア半島の場所わかりますね?

 

アフリカ大陸。

 

多分、どこまで国を覚えたらいいかで、迷うことでしょう。

緑で書いた国名を中心に、参考にしてみてください。大体の場所を知っておくと、いつか役に立ちます。それがアフリカです。

 

個人的に苦しんだのは、ステップ気候とサバナ気候の違いを、草の量で描き分けてみたこと(笑)見分けが苦しい(笑)

 

最後に残すはヨーロッパ。

 

ここも、せまい中にたくさんの国や地形、気候、地名を入れていきたいところ。

ていねいな地図作りが、試されます。

 

私のオススメは、西岸海洋性気候と地中海性気候を、偏西風・北大西洋海流・地中海と連動してこの地図で覚えること。

すべての条件が連動してこの気候ができていて、こういう名前が付いているんだということを、実感することになるでしょう。

がんばってルール工業地帯を、工場と煙の絵で表現。げ、限界。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

私が大好きなケルゲレン島。

 

どこにあるでしょうか?

 

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